寿司屋のカウンターにて食事をした。
今回は初めての店のカウンターなので少々緊張気味で席につく。
モダンな外観、照明を落とした落着きのある綺麗な店内、今時のダイニングカフェを想像させるような寿司屋である。
壁に貼ってある和紙に書かれた「本日のオススメ料理」の値段は少し高め、当然ながら旬の魚介類を中心に
酒飲みのツボはおさえているといった印象を持った。
良い感じである。 |

「しめさば」は刺身に近くトロトロ |

生牡蠣 |
しかし、今回気になったことをひとつだけ食論として書いておこうと思う。
ある程度酒もすすみ、ちょっとメニュー以外のモノを注文してみようとカウンターの中で寿司を握っている職人に今日のオススメの料理を聞いてみた。
すると、壁にはってある筆書きのメニューを指し「本日はこちらのメニューになっております」と、、、
いいたいことはわかるし、回答としてはそれで事足りている。
しかしカウンターに座っていれば、その本日のオススメであるメニューは自然と目につく |
僕があえてオススメを聞くと言うことはどういう意味なのかというと、
会話をして、その店のスタイルを客として理解し、少しでもどんな感じなのかをつかんで、自分の場所というかポジションでユックリと酒を飲みたいと、、、
普通はそこまで考えないのかも知れないが初めて行く店で楽しく飲むには、これは有効なアクションだと思っている。
そういった、ある意味重要な位置づけの会話だったが、
その一言ですまされたことは非常に残念なことと言える。 |

酢の物盛合わせ
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甘鯛の塩焼き |
「はい、今日はですね〜活きのいいワタリ蟹がはいってますよ!茹でても焼いてもいいですけど、そのまま蒸したのも美味いですよ!」なんて言葉のキャッチボールをしてこそ、カウンターで食事をする意味、醍醐味があると思っていた。
職人さんは僕達のことを初めての客でどういうヒトかもわからないから、ちょっと不安だということもこちらとしては理解しているつもりである。
その不安な気分は客としても同じである。
職人と客のお互いの距離を近づけるための会話が
「オススメの料理を、話しのネタとして使う」ことだと思うのだ。
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そうすることによって、会話を広げる自信もあったし、邪魔にならない程度に色んな会話をして早く馴染み、カウンターでユックリと酒を楽しもうといった作戦であったのだ。
しかし、この職人さんとした会話は、そこで終わってしまい、とても愛想無く感じてしまった。
これだったら、座敷で食事をしていても代わらなかったのが残念だった。
料理はどれも美味しかったでけに、それだけが残念だった。
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白子軍艦 |

サーモンの握り |
客として、そこまで気を使うことははたして正解なのか、どうかというところも疑問であるが
「いかに美味しい料理を楽しくリラックスして食べるか?」
と、いうことに注目すると、今の僕にはこういう方法もアリなのではとの結論に達したのである。
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行き付けの寿司屋もある、ソコでは特に話しをするでも無く、カウンターの隅で気分良く酒を楽しみ、肴を楽しんでいる。
大将は良いタイミングで言葉を投げる、それを僕はバント程度で打ち返すのだが、これもまた心地が良い。
そんな店を増やすためにも、カウンターでの食事は少し気合いを入れるのである。
言葉のキャッチボールどうこういうよりも、
いつかは、何も考えずカウンターで静かにリラックスしたいんだどね。 |

煮穴子、ふっくらとして食べ応えがあった |

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